ムラサキ科 Boraginaceae

ヤマルリソウ (山瑠璃草)
Nihon japonicum (Thunb.) A.Otero, Jim.Mejías, Valcárcel

落葉樹林の林縁や道端などの湿った場所に生育する多年草。高さ 7 - 20 cm。茎はそう生して下部から斜上し,開出した白毛が多い。根出葉はロゼット状に広がり,倒披針形で長さ 7 - 20 cm,幅 2 - 5 cm,縁はやや波打ち,両面有毛で,密に白毛がある。茎葉は上部のものほどしだいに小さくなり,基部はやや茎を抱く。根生葉のロゼットから四方に茎が斜上しその先端に総状花序をつける。花冠は径約1 cm,淡青紫色。花は直径約1 cm,花冠は5裂して平開し,花冠の喉部には白色の付属体が2個ずつつき,歯車状になる。花の色は淡青紫色,稀に白色。花柄は花期には長さ2 - 10 mm,花後,花柄は下垂し,長さ8 - 17 mmになる。分果は長さ 3 mmの楕円形,縁は平滑である。
花期:3月 - 5月
分布:本州(福島県以南)・四国・九州


3-31-24 八代市,熊本県

3-31-24 八代市,熊本県

3-31-24 八代市,熊本県

3-31-24 八代市,熊本県

4-12-09 14:08 花尾山山頂 標高 670 m
山口県長門市市ノ尾

4-12-09 14:08 花尾山山頂 標高 670 m
山口県長門市市ノ尾

4-12-08 13:25 石割岳 標高 640 m
福岡県星野村

4-12-08 13:25 石割岳 標高 640 m
福岡県星野村
被子植物  生物