ウツボグサ (靫草) |
日当たりのよい山野の草地や道ばたに生育する多年草。高さ10-30 cm。茎は四角形。茎,葉,花序に白い毛がある。花後,茎の基部から走出枝を出して先端に新苗を作って繁殖する。葉は対生し,長さ2-5cmの長楕円状披針形。茎の先に長さ3-8cmの花穂をつくり,紫色の唇形花を密につける。花序の基本は四角形。苞葉が密に対生し,1つの苞葉に3つの花が咲き,全周で12列の花が並ぶ。花穂の形を矢を入れる靫に見立ててこの名がある。乾燥させたものを夏枯草といい利尿薬とする。 花期:6 - 7月 別名:カコソウ(夏枯草) 分布:北海道・本州・四国・九州;東アジアの温帯 参考:ミヤマウツボグサ |
6-28-09 13:50 白石山 標高 240 m 山口県山口市徳地引谷 |
6-28-09 13:50 白石山 標高 240 m 山口県山口市徳地引谷 |