シソ科 Labiatae

オドリコソウ(踊り子草)
Lamium album L. var. barbatum (Siebold et Zucc.) Franch. et Sav.

半日陰の山野や道端に生育する多年草。地下茎で広がり,よく群生している。高さ30-50 cm。茎は直立し,柔らかい4角柱,節に長い毛がある。草丈は30 - 50 cm程度。葉は十字対生し長さ5-10 cm,先が尖った卵形で,粗い鋸歯があり,網目状の脈が目立つ。葉の表面には全面に毛があるが,裏面には脈上のみに短毛がある。葉柄には,やや長い毛が多い。花は上部の対生した葉の葉腋に輪状につく。花冠は長さ3 - 4 cmで,花冠の下半分は筒状で曲がり,上半分は上下2唇。下唇は3裂 その中央の裂片は大きく先が2裂している。花の色は白 - 淡紅色。萼片は深く5裂していて裂片の先は細く鋭くとがっている。
花期:3 - 5月
分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮半島,中国


3-8-09 15:31 可也山 標高 55 m
福岡県糸島郡志摩町小富士

3-8-09 15:31 可也山 標高 55 m
福岡県糸島郡志摩町小富士

被子植物  生物