イヌトウバナ (犬塔花) |
暖温帯の中部から冷温帯にかけての林縁,山道沿いなどの半日陰で適潤地からやや湿潤な立地に生育する多年草。群落を形成して群生する傾向がある。草丈は20から30 cm。茎の下部はよく分枝し,次々と新しい茎を出す。葉は狭卵形から卵形で長さ2-3cm,5-20mmの柄がある。鋸歯があり,両面にまばらに毛がある。裏面には明瞭な腺点がある。枝先の花穂に白色でやや淡紫色を帯びた唇形花をつける。花冠は長さ5-6 mm,上唇の歯は鈍頭,花の下唇中央裂片が大きい。萼は緑色で開出する長い軟毛が多い。 花期:8 - 10月 分布:北海道・本州・四国・九州 Clinopodium トウバナ属: イヌトウバナ クルマバナ ヤマトウバナ |
8-24-08 7:49 亀井谷 標高 540 m 島根県益田市匹見町 |
8-24-08 7:49 亀井谷 標高 540 m 島根県益田市匹見町 |