キョウチクトウ科 Apocynaceae

キジョラン(鬼女蘭)
Marsdenia tomentosa C.Morren et Decne.

常緑樹林内に生育するつる性の常緑多年草。茎はか硬く圧毛がある。下部は木質。葉は対生し,長さ約10 cmの卵円形 - 円形で,先がとがる。葉の質は厚く,表面には光沢があり,裏面は淡緑色で全面に圧毛がある。葉柄は長さ3 - 6 cm。花は葉腋から2 - 3 cmの柄の先に散形状の花序をつけ,直径 4 mmほどの花をつける。花柄は長さ7 - 12 mm密に圧毛がある。萼は花柄と共に密に圧毛があり裂片は円頭。花冠は鐘形で5中裂し,白色で喉部に毛がある。副花冠は5個直立,花粉塊は直立する。袋果はやや太く,長さ13 - 15 cmで楕円形。種子は長さ約1 cmの卵形,先端に長さ約1 cm白毛がある。
花期:8 - 11月
分布:北海道・本州・四国・九州;ユーラシア,北アフリカ,北アメリカ,中国


10-14-24 鐘崎,福岡県宗像市

10-14-24 鐘崎,福岡県宗像市

10-14-24 鐘崎,福岡県宗像市

10-14-24 鐘崎,福岡県宗像市

10-14-24 篠栗町,福岡県

10-14-24 篠栗町,福岡県

10-14-24 篠栗町,福岡県

10-14-24 篠栗町,福岡県

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