アイナエ Mitrasacme pygmaea R.Br. マチン科 Loganiaceae |
日当たりのよい暖地の低湿地に生育する1年草。茎は短く,高さ 0.5 - 1 cm。葉は2 - 4対つき,長さ 7 - 15 mm,幅 3 - 6 mm,卵形または長楕円形で,3脈があり,先はややとがり,基部は互に接着している。葉には短毛がある。茎頂と葉腋から 2 - 10 cmのいちじるしく長い花茎を 1 - 3本伸ばし,1 - 3段になって3 - 15個の花を散形状につける。花茎下部には短毛がはえる。小花柄は細く長く長さ 5 - 20 mm,枝分かれの部分に2個の鱗片状の苞がつく。萼は鐘形で,1/3ほどまで4裂する。花冠は白色,鐘形で4裂し,直径約 2.5 mm。雄ずいは4本。子房は2室。花柱は2個が合着する。 さく果は球形で長さ約 3 mm,先端に基部が2裂した細長い花柱が残る。種子は淡黄褐色,長さ約 0.3 mmの楕円形,表面に微細な網目模様がある。 花期:8 - 9月 英語名:pygmy bishops-hat 分布:本州・四国・九州,沖縄;朝鮮半島から中国,マレーシア,ミクロネシア,オーストラリア,インド |
8-14-22 高鍋湿原 標高 50 m,宮崎県高鍋町 |
8-14-22 高鍋湿原 標高 50 m,宮崎県高鍋町 |
8-14-22 高鍋湿原 標高 50 m,宮崎県高鍋町 |
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