リンドウ科 Gentianaceae

ハナイカリ(花錨)
Halenia corniculata (L.) Cornaz

山地の日当たりのよい場所に生育する1年草あるいは越年草。茎は直立し,高さ20 - 60 cm。茎には4稜がある。葉は長さ2 - 6 cm,幅 1 - 2.5 cm,長楕円形で,3 - 5脈があり,全縁で,先が尖る。葉の基部は楔形になり葉柄に続く。茎上部の葉腋に集散花序にを上向きないし横向きに花をつける。花冠は淡黄色で,花冠は4深裂し長さ 6 - 10 mm,長い距がある。花柄は細く1 - 4 cm。がくは4全裂し裂片は線形。◯果は披針形で花冠と同長,2片に裂ける。種子は長さ約1 mm,楕円形で平滑。
花期:8 - 9月
分布:北海道・本州・四国・九州,千島;朝鮮半島,中国(東北),サハリン,シベリア,カムチャッカ,ヨーロッパ東部


9-11-16 8:50 青木ヶ原・幸助山 標高 1790 m
山梨県鳴沢村

9-11-16 8:50 青木ヶ原・幸助山 標高 1790 m
山梨県鳴沢村

9-11-16 8:50 青木ヶ原・幸助山 標高 1790 m
山梨県鳴沢村

9-11-16 8:47 青木ヶ原・幸助山 標高 1800 m
山梨県鳴沢村

被子植物  生物