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カンコノキ（餬木） Glochidion obovatum Siebold et Zucc. コミカンソウ科 Phyllanthaceae
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海岸に近い丘陵地の草原や疎林に生育する落葉または半落葉低木。高さ1 - 6 m。枝はよく分枝し，小枝の先端部分は刺状となる。葉は互生し，無柄または長さ 3 mm以下の短い柄があり，長さ2.5 - 5.5 cm，幅1.5 - 2.5 cmで，下部の葉では倒卵形またはくざび形，上部のものでは狭倒卵形，先は鈍形から円形または切形で，基部はくさび形となり，全縁，５ - ６対の側脈があり，両面とも無毛。雌雄異株，ときに同株。葉腋に白色の小さな花を束生する。花弁はなく，萼片は６個で２輪に配列し，卵状楕円形，長さ約1.5 - 2 mm，平開する。雄花は長さ 1 cmほどの明らかな柄があり，萼片は６個で，２輪に配列し，卵状楕円形，長さ 1.5 mmほどで，開出し，無毛。雌花の柄は長さ約 1 mm，萼片は卵状楕円形，直立し，縁毛があり，子房は６あるいは７室で，花柱は合着してこん棒状となり，萼片よりも長く，先端は小裂片状となる。さく果は直径約 6 mmの扁球形で無毛，カボチャのような形をしている。褐色に熟して裂開する。種子は朱色，長さ約 3 mmの卵形。 花期：７ - 10月。 分布：本州（近畿地方以西）・四国・九州，琉球 Glochidion カンコノキ属： カンコノキ |
 11-2-25 南九州市，鹿児島県 |
 11-2-25 南九州市，鹿児島県 |
 11-2-25 南九州市，鹿児島県 |
 11-2-25 南九州市，鹿児島県 |
 11-2-25 南九州市，鹿児島県 |
 11-2-25 南九州市，鹿児島県 |
 11-3-25 南さつま市，鹿児島県 |
 11-3-25 南さつま市，鹿児島県 |
 11-3-25 南さつま市，鹿児島県 |
 11-3-25 南さつま市，鹿児島県 |