セリ科 Umbelliferae

ツクシボウフウ(筑紫防風)
Pimpinella thellungiana H.Wolff var. gustavohegiana (Koidz.) Kitam. ex H.Ohba

火山性高原の丘陵地や低山地の草原や林縁に生育する多年草。高さ 30 - 80 cm。上部はまばらに枝を出す。根出葉や茎の下部の葉には長い柄があり,単羽状で,小葉は5 - 9個,広卵状 - 卵形で,あらい鋸歯があり,長さは 2 - 3.5 cm,ほとんど柄がない。上部の葉は小さく,細長くて,切れ込みは深く,3 - 5小葉からなる。複散形花序となり,総苞片や小総苞片がなく,花柄は細く,10 - 15個,小さな白花を密につける。果実は長卵形,長さ2 - 3 mm。分果の隆条は細くて低く,油管は多く,全周にある。
花期:7 - 8月
分布:北九州(大分県);朝鮮半島
Pimpinella ミツバグサ属: ツクシボウフウ  ミツバグサ 


7-14-24 飯田高原,大分県

7-14-24 飯田高原,大分県

7-14-24 飯田高原,大分県

7-14-24 飯田高原,大分県

被子植物  生物