セリ科 Umbelliferae

タカネイブキボウフウ(高嶺伊吹防風)
Libanotis ugoensis (Koidz.) Kitag. var. alpicola alpicola (Kitag.) T.Yamaz.

高山帯の礫地,草地などに生育する多年草。イブキボウフウの高山型で丈が低い。高さ10 - 70 cm,主茎は太く,側枝は小枝を出さず,放射状に広がる。葉は2回羽状複葉,裂片は糸状で長い。小総苞片は10個内外,花柄とほぼ同長かわずかに短い。花は複散形花序につく。中央の頂生花序は最大で,径約10 cm,花は白色。側生花序の花は紅色をなすが,全花序の花が紅色の場合もある。
花期:7 - 8月
分布:本州(中部地方)


9-22-09 赤石岳 標高 2740 m,静岡市

9-22-09 赤石岳 標高 2740 m,静岡市

9-22-09 赤石岳 標高 2740 m,静岡市

9-22-09 赤石岳 標高 2740 m,静岡市

被子植物  生物