セリ科 Umbelliferae

ハマゼリ(浜芹)
Cnidium japonicum Miq.

海岸の砂地に生育する多年草または2年草。根は多肉の直根で,地中に深くのびる。茎は下部から分枝し,はうか,直立し,高さ 10 - 40 cm。根出葉は長い葉柄をもち,葉身は長円状楕円形,1 - 2回羽状複葉。茎葉は互生し,羽状腹葉で小葉は羽状に切れ込み,厚みがあり,表面は緑色で光沢がある。枝先にまばらに複散形花序となり,小さな花をつける。総苞片と小総苞片は細くて短い。花は白色の5弁花で,花弁は内側に曲がる。雄ずいは5本,葯は紫色。果実は扁平な球形で,長さ約3 mm。隆起線が竜骨状に張り出す。
花期:8 - 10月 別名:ハマニンジン
分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮半島,中国(東北部)


10-7-23 芦屋海岸,福岡県

10-7-23 芦屋海岸,福岡県

10-7-23 芦屋海岸,福岡県

10-7-23 芦屋海岸,福岡県

10-7-23 芦屋海岸,福岡県

10-7-23 芦屋海岸,福岡県

10-15-23 角島,山口県

10-15-23 角島,山口県

被子植物  生物