カタバミ(片喰、酢漿草) |
道ばたや空地に生育するごく普通の多年草または1年草。茎や葉にシュウ酸が存在し,酸味がある。茎は全体にあらい毛がはえ,よく分枝し,下部は地中または地上をはい,上部は立ち上がる。葉柄は長さ 2 - 7 cm,基部に小さな托葉がある。葉は長さ 2 - 7 cmの葉柄があり,基部には小さい托葉がある。葉は3小葉からなり,小葉は倒心形で,幅 0.5 - 2.5 cm。葉腋から長い花柄が出て,1- 8 個の,径約 8 mmの 黄色花を散形花序につける。さく果は円柱形で長さ 1.5 - 2.5 cm,全体に密毛があり,熟すと多数の種子をはじき出す。 花期:5 - 9月 英名:procumbent yellow-sorrel , creeping wood sorrel 分布:日本全土;朝鮮半島,台湾,アジア,ヨーロッパ,北アフリカ,アメリカ。 Oxalis カタバミ属の花: アカカタバミ カタバミ コミヤマカタバミ ミヤマカタバミ |