ボロボロノキ科 Schoepfiaceae

ボロボロノキ(幌々の木)
Schoepfia jasminodora Siebold et Zucc.

山地の常緑樹林内に生育する落葉小高木。高さ 5 - 10 m。若枝は紫色をおびて無毛,2年枝は灰白色で広楕円形の皮目がこぶ状につく。枝はもろくて,折れやすい。葉は互生し,葉身は長さ3 - 8 cm,幅2 - 4 cm,卵形または長卵形で全縁,先は尾状に鋭くとがり,基部は鋭形で葉柄に流れ,両面とも無毛,やわらかくてやや厚く,葉柄は長さ3 - 5 mm。新枝の葉腋から長さ 3 - 5 cmの穂状花序を出し,3 - 4個つける。萼状の苞は長さ約 2 mm。花冠は黄白色,広筒形で長さ約 8 mm,先は4 - 5裂してやや反り返り,芳香がある。雄ずいは4 - 5個,花筒の上部につき,花糸はごく短い。果実は長さ 8 mmほどの楕円形で6月頃,赤熟 - 黒熟する。
花期:3 - 4月
分布:九州,沖縄;中国(南部)


4-28-24 福岡県久留米市

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ボロボロノキに隣接する葉上に集合した ベニツチカメムシ
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ボロボロノキに隣接する葉上に集合した ベニツチカメムシ
4-28-24 福岡県久留米市

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被子植物  生物