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ツチビノキ（土斐の木）
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山地の林内に生育する落葉低木。高さ約１ｍ。枝には密に大きな葉痕がある。葉は互生し，枝の先端に輪生状に集まってつく。葉身は長さ 5 - 18 cm，幅 2 - 7 cmの倒卵形または卵状披針形，先は鈍形 - 微突形，基部はくさび形，全縁，両面無毛，葉柄は長さ 2 - 6 mm。本年枝の先に数個 - 10数個の花を頭状につける。総花柄は短く長さ 2 cm以下。花は外面は紅色 - 淡紅色，内面は白色。萼筒は長さ 1 - 1.3 cm，途中で曲がり，先は４裂し，無毛。萼片は外側の２個は長さ約 4.5 mm，内側の２個は約 2 mm。雄ずいは萼筒の中(に８個が２列につき，外からは見えない。雌ずいは長さ3 - 4 mm。子房は楕円状円形で有毛，長さ約1.5 mmの曲がった柄がある。果実は緑色，基部が短柄となって宿存性の萼筒に包まれる。種子は紡錘形。 花期：６ - ８月 分布：九州（宮崎県北部） |
 6-30-24 鉾岳，宮崎県延岡市 |
 6-30-24 鉾岳，宮崎県延岡市 |
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