テンニンカ(天人花) |
石灰岩地の山地林縁,乾いた低木林に生育する常緑低木。高さ 1 - 3 m。小枝には灰白色の短く柔らかい毛を密生する。葉は対生し,長楕円形,長さ 5 - 6 cm,幅約 3 cm,先は鈍頭,基部は尖るか鈍形,3脈があり,質は革質,表面は無毛,裏面には灰白色の軟毛が密生する。花は葉腋に1 - 3花が集散花序につく。花は直径 3 - 5 cm。萼は杯状で先が5裂し,裂片は鈍頭で外面に柔らかい毛がある。花弁は5個,楕円形で開出し,長さ約 12 mm,初めは桃紅色で次第に淡い色になり,外面に柔らかい毛がある。雄ずいは多数,花糸は赤 - 桃色,長さ約 1 cm。液果は楕円形,長さ約 12 mm,濃紫色に熟し,熟果は甘く芳香があり,可食。 花期:5 - 6月 分布:沖縄;台湾,東南アジア |
6-17-18 名護岳,沖縄県名護市 |
6-17-18 名護岳,沖縄県名護市 |
6-17-18 名護岳,沖縄県名護市 |
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