ノササゲ (野大角豆) |
山地の林縁に生育するつる性の多年草。茎は細く,周りの木や草にからみついて,長く伸びる。葉は3出複葉で互生する。小葉は長卵形で質は薄く,裏面は白色を帯びまばらに毛が生える。頂小葉は長さ3 - 15 cm,幅2 - 6 cmある。葉腋から出る花柄に総状花序に15 - 20 mmの淡黄色の蝶形の花をつける。萼の先端は鋸歯がなく切れている。豆果は所々が膨れる数珠状,倒披針形で長さ2 - 5 cmあり,無毛。熟すと紫色になり,中に3 - 5個の種子がある。熟すとさやが裂けて,青黒い種が見える。 花期:8 - 9月 別名:キツネササゲ 分布:本州・四国・九州 |
9-25-11 9:53 鳥甲岳 標高 620 m 長崎県大村市中岳町 |
9-25-11 9:53 鳥甲岳 標高 620 m 長崎県大村市中岳町 |