ベンケイソウ科 Crassulaceae イワベンケイ（岩弁慶） Rhodiola rosea L.

高山の岩礫地に生育する雌雄異株の多年草。高緯度では海岸の岩上にも生育する。地下茎は太く，先に褐色の鱗片があり，花茎はそう生して高さ 10 - 30 cm。葉は柄がなく，葉は肉質，粉白色を帯び，互生する。葉身は倒卵状長楕円形，長さ 1 - 4 cm，幅 6 - 20 mm，鈍頭または鋭頭で，ほぼ全縁または不規則な鋭い低鋸歯が数個ある。茎の上部に密集した集散状の花序をつけ，黄色の花を密集して開く。苞は小数個，またはなく，線形または針形，長さ 2 - 7 mm。雄花の花弁は花時に開出し，淡黄色で，線形または狭楕円形，長さ 2.5 - 3.5 mm，鈍頭または円頭。雄花の雄しべは 8 - 10個。葯は橙紅色。雌花には雌ずいが 4 - 5 個ある。袋果は長さ 6 - 9 mm。 花期：７ - ８月 分布：北海道・本州（中部以北）；ユーラシア，北アメリカ東部 Rhodiola イワベンケイ属： イワベンケイ　 ホソバイワベンケイ

7-15-06 千畳敷　標高 2790 m，長野県駒ヶ根市	7-15-06 千畳敷　標高 2790 m，長野県駒ヶ根市
7-20-08 利尻山　標高 1285 m，北海道	7-20-08 利尻山　標高 1285 m，北海道
7-20-08 利尻山　標高 1270 m，北海道	8-3-08 富良野岳　標高 1348 m，北海道上富良野町

被子植物　 生物