テンノウメ(天の梅) |
海岸の岩場,隆起サンゴ礁上や草地に生育する常緑低木。高さ 1 - 3 m。幹は岩場を匍匐し,紫褐色で無毛,若枝は白い軟毛を密生する。葉は奇数羽状複葉で,長さ3 - 4 cm,小葉は5 - 8対,対生し,楕円形,円頭またはやや凹頭,長さ3 - 8 mm,幅 2 - 4 mm,はじめ両面に白伏毛があり,のちに表面無毛,裏面には少し残る。花は散房花序で頂生し,花序は小花柄や萼の外面とともに白軟毛がある。花序は小花柄や萼の外面とともに白軟毛がある。花は径約 1 cm,白色。萼裂片は卵状3角形で鋭頭,花弁は5個,倒卵形。果実は球形で,径約6mm,黒紫色に熟す。 花期:3 - 4月 分布:九州(屋久島以南) - 沖縄 (国外:中国(広東省),台湾(南部) |
![]() 5-11-25 沖縄県恩納村 |
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