バラ科 Rosaceae

シャリンバイ(車輪梅)
Rhaphiolepis indica (L.) Lindl. var. umbellata (Thunb.) H.Ohashi

海岸や海岸に近い山地に生育する常緑低木 - 小高木。高さ1 - 4m。若い枝には褐色の軟毛があり,小枝は輪生状にでる。葉は互生し,長さ 4 - 8 cm,幅 2 - 4 cmの長楕円形 - 倒卵形。革質で光沢があり,縁は浅い鋸歯がまばらにあるか,全縁。葉柄は長さ 0.5 -2 cm。枝先に円錐花序をだし,直径1 - 1.5 cmの花を多数つける。小花柄には 1 - 3個の早落する小苞がつく。萼筒は漏斗形,萼片は長さ 4 - 5 mmの卵状三角形でやや鋭頭。花弁は白色,長さ約1 cm,幅5 - 8 mmの倒卵形,基部はやや長く爪状になり,先端は丸く,しばしば歯牙がある。雄ずいは長さ 5 - 6 mm。果実は径 7 - 12 mmの球形,で,10 - 11月に黒紫色に熟し,白粉をかぶる。別名:マルバシャリンバイ,タチシャリンバイ
花期:4 - 6月 英語名:Japanese hawthorn, Yeddo hawthorn , Indian hawthorn
分布:本州(宮城・山形県以南)・四国・九州,小笠原,沖縄;朝鮮半島,台湾,中国,フィリピン,ボルネオ
Rhaphiolepis シャリンバイ属: シャリンバイ  ホソバシャリンバイ 


5-4-23 大分県南部海岸

5-4-23 大分県南部海岸

5-4-23 大分県南部海岸

5-4-23 大分県南部海岸

5-4-23 大分県南部海岸

5-4-23 大分県南部海岸

5-4-23 大分県南部海岸

5-4-23 大分県南部海岸

果実 11-13-05 川尻岬,山口県長門市

果実 3-22-08 三角岳,熊本県

果実 11-11-17 遠見ヶ鼻,北九州

果実 11-12-17 北九州市

被子植物  生物