バラ科 Rosaceae

ノウゴウイチゴ (能郷苺)
Fragaria iinumae Makino

高山から亜高山の湿った草地や林縁に生育する多年草。茎は肥厚した根茎から匍匐枝を長く走出する。葉は3小葉からなる複葉で長い葉柄をもつ。小葉は倒卵形で長さ15 - 30 mm,葉縁は粗い鋸歯で,裏面は粉白色を帯びる。細い花茎の先端に直径15 - 25 mmほどの純白の花を数個つける。花弁は7-8枚で,萼片も7-8個になる。雄蕊は黄色で長さ約2 mm。果実は径約8 mmの円錐形に赤熟し可食。
花期:6 - 7月  果期:7 - 8月 別名:ノウゴイチゴ
分布:北海道・本州(伯耆大山以北の日本海側);サハリン
Fragaria オランダイチゴ属: シロバナノヘビイチゴ  ノウゴウイチゴ 


6-17-12 8:50 森吉山 標高 1325 m
秋田県秋田市森吉

6-17-12 8:50 森吉山 標高 1325 m
秋田県秋田市森吉

被子植物  生物