スミレ科 Violaceae

ナガバノスミレサイシン (長葉の菫細辛)
Viola bissetii Maxim.

明るく湿った山地の林下などに生育する多年草。花茎は高さ12 cmほどになる。無茎性で太く節のある長い地下茎を長く伸ばす。葉は細長い心形。花後は比較的大きくなる。先端は尖り,基部は深い心形。濃い緑色。少し光沢がある。無毛か,基部に微毛。葉は花時には,完全に展開せず,基部が巻いている場合が多い。花は淡紫色から白色。花は大輪で,側弁と唇弁に紫条が入る。距は丸く太い円筒形。側弁の基部に毛がない。花柱はカマキリの頭形で突き出ている。
花期:3 - 5月
分布:本州(福島県以西)・四;太平洋側の降雪の少ない地方に多い
スミレ科 比較 


5-4-10 9:15 御池岳 標高 910 m
三重県いなべ市藤原町

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三重県いなべ市藤原町

5-4-10 9:15 御池岳 標高 910 m
三重県いなべ市藤原町

5-4-10 9:15 御池岳 標高 910 m
三重県いなべ市藤原町

被子植物  生物