スミレ科 Violaceae

キバナノコマノツメ (黄花駒爪)

Viola biflora L.

亜高山〜高山の日当たりのよい湿った所や沢沿いに生育する多年草。軟らかい少数の茎は長柄のある2枚の葉とともに株元から群がって生える。草丈は5 - 15 cm。葉は薄く,腎心形で,先は円いかやや凹む。縁には波状の鋸歯がある。葉の表面や縁にまばらに毛がある。茎の先に花柄を腋生し,左右相称の径1 cmほどの花を横向きに開く。花弁は黄色で各弁片にはかっ紫色のすじがある。花弁は無毛で,距はごく短い。名は馬の蹄に似た葉形による。
花期:6 - 8 月  別名:ケタカネスミレ
分布:北海道・本州・四国・九州(屋久島)


6-29-08 14:01 岩手山新道六合目 標高 1570 m
岩手県滝沢村
  

6-29-08 14:01 岩手山新道六合目 標高 1570 m
岩手県滝沢村
  

7-15-06 13:24 千畳敷 標高 2770 m
長野県
  

7-15-06 13:24 千畳敷 標高 2770 m
長野県
  

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