サルナシ(猿梨) |
丘陵帯上部から山地に生育する落葉つる性木本。樹皮は灰褐色。葉は単葉で互生。葉身は楕円形または長楕円形。長さ6 - 10cm。幅は4 - 7 cm。葉の表面は濃緑色で無毛。裏面は淡緑色で中肋上に毛が散生する。 葉縁は刺上の鋸歯。葉の先は突出して尖り。側脈は6 - 7対。上部の葉腋に白い花を下向きにつける。花の直径は1 - 1.5 cm。花弁と蕚片は5枚。雌雄異株あるいは雌雄雑居性で,雄花序には3 - 7つの花が咲き,雌花および両性花は一ヶ所に1から3つ花が咲く。果実は液果。長さ2 - 2.5 cmの長楕円形。先端に雌しべがこのままの形で残る。緑黄色に熟す。 花期:5 - 7月 果期:10 - 11月 別名:シラクチヅル,コグワ 分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮半島,中国,アムール Actinidia マタタビ属: サルナシ マタタビ |
6-7-09 11:04 大岡山 標高 460 m 島根県鹿足郡吉賀町広石 |
6-7-09 11:04 大岡山 標高 460 m 島根県鹿足郡吉賀町広石 |