タデ科 Polygonaceae

ウラジロタデ(裏白蓼)
Aconogonon weyrichii (F.Schmidt) H.Hara var. weyrichii

高山の砂礫地に生育する多年草。雌雄異株。茎は高さ 30 - 100 cm,太くて屈曲し,茎は少し分枝し,下向きの毛が密生する。葉は互生し,有柄,長卵形 - 卵形,長さ10 - 20 cm,幅10 - 15 cm,鋭尖頭,基部は切形か広いくさび形,表面は深緑色で短毛があり,裏面には白い綿毛を密生し,白く見える。葉鞘は膜質で ,縁毛はない。花は枝の先に大きな円錐状の総状花序につく。花弁はなく,萼は黄白色,5深裂し,長さ 2 - 3 mm。そう果は倒卵形,長さ 6 - 8 mm,3個の翼が発達し,暗褐色で光沢がある。
Aconogonon オンタデ属: ウラジロタデ  ヒメイワタデ 


7-17-11 十勝岳 標高 930 m,北海道

7-17-11 十勝岳 標高 930 m,北海道

7-17-11 十勝岳 標高 1000 m,北海道

7-17-11 十勝岳 標高 1000 m,北海道
被子植物  生物