ツルマオ(蔓苧麻) |
暖地の林縁に生育する多年草。茎はまばらに分枝し,長く地にはってつる状になり,長さ15 - 100 cm,先は立ち上がって高さ30 cm程度になる。葉は十字対生,披針形 - 長楕円状被針形,長さ 3 - 8 cm,鋭尖頭,,基部は切形 - 浅心形,全縁,3脈が目立ち,裏面に隆起する。雌雄同株,球形の花序が葉腋につく。雄花は長さ約4mmの柄があり,花被片は5裂し,裂片は倒長卵形,雄ずいは5個。雌花はほとんど無柄,花被は合生し筒状。柱頭は1本,先はまがって多くの毛があり,早く落ちる。そう果は黒色で光沢があり,長さ約 1 mm。 花期:9 - 10月(沖縄はほぼ1年中) 分布:本州(静岡県,紀伊半島南部,中国地方),屋久島 - 沖縄;中国(中南部),台湾,東南アジア,インド |
5-21-17 名護岳,沖縄県名護市 |
5-21-17 名護岳,沖縄県名護市 |
5-21-17 名護岳,沖縄県名護市 |
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