アケビ科　Lardizabalaceae ムベ（郁子） Stauntonia hexaphylla (Thunb.) Decne.

暖地の山地の常緑樹林内や林縁に生育する常緑つる性木本。つるの太さは直径約8 cmになる。葉は掌状複葉で柄がある。小葉は5 - 7 枚。小葉は楕円形または倒卵形。長さ5-10 cm，幅2-4 cm，全縁，先端は短く突出し，基部はやや円く，革質で，表面は濃緑色で光沢光沢があり，裏面は淡緑色で網状脈が目だつ。雌雄同株。葉腋から短い総状花序を出し，3 - 6 個の雄花とやや大形の雌花を少数つける。雄花，雌花とも鐘形で，花弁はなく，6個の萼片の表面は淡黄白色で淡紅紫色の筋があり，内面は紫褐色。萼片は2輪に並び，やや外曲する。外萼片は３枚で披針形，内萼片も３枚で線形。雄花の外萼片は長さおよそ 1.3 - 2 cm，内萼片よりもやや短く，雌花の外萼片はやや大型で，内萼片よりも長い。雌花には中心部に３個の雌ずいがある。液果は卵円形，長さ5 - 8 cm，紫色に熟すが裂開しない。果肉は白く，多数の黒色の種子を入れる。 花期：４−５月　　果期：１０−１１月　別名：トキワアケビ 分布：本州（関東地方南部以西）・四国・九州；沖縄；朝鮮半島南部，中国大陸，台湾

4-16-23 香春岳，福岡県	4-16-23 香春岳，福岡県
4-16-23 香春岳，福岡県	4-16-23 香春岳，福岡県
4-24-11 新立山　標高 325 m，福岡県宗像市	4-24-11 新立山　標高 325 m，福岡県宗像市
4-24-11 新立山　標高 325 m，福岡県宗像市	4-24-11 新立山　標高 325 m，福岡県宗像市
4-24-11 新立山　標高 325 m，福岡県宗像市	4-24-11 新立山　標高 325 m，福岡県宗像市
4-30-05 俵山　標高 990 m，熊本県	4-30-05 俵山　標高 990 m，熊本県
4-30-05 俵山　標高 990 m，熊本県	4-5-18 龍王山，大分県佐伯市

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