ツヅラフジ科 Menispermaceae

アオツヅラフジ(青葛篭藤)
Cocculus trilobus (Thunb.) DC.

山野の草原や道端,林縁などに生育する落葉つる性木本。茎は細く他物に巻きついて長く伸び,葉と共に淡黄褐色の毛がある。葉は卵形で,しばしば3浅裂し,基部は心形または円形,長さ 3 - 12 cm,幅 2 - 10 cm,全縁,両面とも淡黄褐色の毛があり,長さ 1 - 3 cmの葉柄がある。雌雄異株。枝端および葉腋より細長い円錐状の花序を出し,無毛の黄緑色の花を多数つける。雌花,雄花とも花弁も萼片も6個。雄花の雄ずいは6個。雌花には雌ずい6個と仮雄ずいが6個ある。果実は核果,直径 6 - 7 mmの球形で,白粉を帯びた,藍黒色に熟す。
花期:7 - 8月 別名:カミエビ
分布:北海道・本州(関東地方以西)・四国・九州,沖縄;東アジア


7-3-22 大分県

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7-3-22 大分県

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被子植物  生物