シキミ(樒)
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暖地の山地林内に生育する常緑小高木。高さ 2 - 5 m。樹皮は帯黒灰褐色でやや平滑,枝は緑色。葉は互生し,長さ 4 - 10 cm,倒卵状広披針形で厚く,全縁,無毛,柔らかい革質,上面に光沢があり,下面に油点がある。葉柄は長さ7 - 20 mm。葉腋に直径 2 - 3 cmの花をつける。花柄は長さ5 - 30 mm。花被片は10 - 20個,線状披針形,淡黄白色,波打つことが多い。雄ずいは約20個,葯は黄色。果実は袋果が集まった集合果で扁平な8角形。種子は黄褐色で光沢があり,楕円形で扁平,長さ6 - 8 mm。全体が有毒で,とくに果実は猛毒。 花期:3 - 4月 別名:ハナノキ,ハナシバ 英語名:Japanese star anise, star magnolia 分布:本州(宮城・石川県以西)・四国・九州 , 沖縄;済州島,中国,台湾 |
3-3-24 籾岳,福岡県朝倉市 |
3-3-24 籾岳,福岡県朝倉市 |
3-3-24 籾岳,福岡県朝倉市 |
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