ヒトリシズカ(一人静)
Chloranthus quadrifolius (A.Gray) H.Ohba et S.Akiyama     センリョウ科 Chloranthaceae
山野の木陰に生育する多年草。茎は短く横走する根茎から直立し、高さ10 - 30cm,無毛,はじめ赤紫色でのちに緑色となるものが多い。下部の3 - 4節には膜質の鱗片葉がある。上部2節に2対の葉が十字形に対生するが,節間が短いので輪生様に見える。葉柄はごく短く,長さ0.5 - 1.5 cm。葉身は楕円形で先は短く急にとがり,基部は鋭形,長さ 4 - 9 cm,幅2 - 7 cm,縁には鋭い鋸歯がある。濃緑色で光沢があり,両面無毛。茎の頂きに通常1個の花穂を伸ばすし,密に多数の白色の花をつける。花は最初,4枚の葉に包まれている。苞は半円形で横に広く,長さ 0.5 mm,先は浅く 2 - 3裂する。花は花弁がなく,雄ずい3本は合着し,花糸は白色。外側の2本の雄ずいは基部の外側に黄色の葯があり、中央の雄ずいには葯がない。子房は長さ約1 mm。果実は淡緑色,球形で長さ2.5 - 3 mm。
花期:4 - 5月
分布:北海道・本州・四国・九州,南千島;朝鮮半島・中国東北部・サハリン
Chloranthus チャラン属: フタリシズカ  ヒトリシズカ 


4-28-19 鳴子川右岸 標高 970 m,大分県由布市庄内町

4-28-19 鳴子川右岸 標高 970 m,大分県由布市庄内町

4-28-19 鳴子川右岸 標高 970 m,大分県由布市庄内町

4-28-19 鳴子川右岸 標高 970 m,大分県由布市庄内町

4-28-19 鳴子川右岸 標高 965 m,大分県由布市庄内町

4-28-19 鳴子川右岸 標高 965 m,大分県由布市庄内町

4-23-17 三段峡 標高 490 m,広島県山県郡安芸太田町

4-23-17 三段峡 標高 490 m,広島県山県郡安芸太田町

4-23-17 三段峡 標高 490 m,広島県山県郡安芸太田町

4-23-17 三段峡 標高 490 m,広島県山県郡安芸太田町

5-5-13 迷岳,三重県松阪市

5-5-13 迷岳,三重県松阪市

5-5-13 迷岳,三重県松阪市

5-5-13 迷岳,三重県松阪市

4-29-11 平尾台 標高 525 m,北九州市

4-29-11 平尾台 標高 525 m,北九州市

5-3-10 舟伏山 標高 625 m,岐阜県山県市

5-3-10 舟伏山 標高 910 m,岐阜県山県市

5-3-10 舟伏山 標高 910 m,岐阜県山県市

5-3-10 舟伏山 標高 910 m,岐阜県山県市

5-3-10 舟伏山 標高 970 m,岐阜県山県市

5-3-10 舟伏山 標高 970 m,岐阜県山県市

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