ヘビ亜目 Serpentes トカゲ目(有鱗目)SquamataニホンマムシGloydius blomhoffii (Boie, 1826) クサリヘビ科 Viperidae |
海岸から山地の草地・耕作地・丘陵の斜面から山地の森林,藪に生息する。基本的に夜行性であるが,冬眠前後と,七月頃妊娠している雌は昼間にも活動する。体は太く短い。赤褐色や茶褐色の地に20 mm前後の楕円形の斑紋が左右にある。斑紋の中心には暗色の点がある。頭は鈍三角形。幼蛇の尾は赤から黄色。舌は暗褐色。ピット器官をもつ卵胎生で8〜9月に交尾をし翌年の8〜10月に2頭から13頭のを産仔する。カエルやネズミなどを中心に様々な脊椎動物を捕食する。威嚇をする場合は尾を寝かせた状態で細かく振るわせ,地面などを叩いて音を出す。強い出血毒を持つが,小型でおとなしく,攻撃してくることは稀。 英名: Nihon-Mamushi, Mamushi pit-viper, Japanese Copperhead 体長 :45-77cm 分布:北海道・本州・四国・九州;国後島,焼尻島,天売島,佐渡島,隠岐,壱岐,五島列島,甑島列島,屋久島,種子島,伊豆大島。 |