ヘビ亜目 Serpentes トカゲ目(有鱗目)SquamataジムグリElaphe conspicillata (Boie, 1826) ナミヘビ科 Colubridae |
平地から低山地の森林,草原,水辺等に生息し,特に林床を好み,よく地中や石の下等に潜る。体色は赤みがかった茶褐色で,黒い斑点が入る。斑点は成長に伴い消失する。腹板には黒い斑紋が入り,市松模様状になる。頭部にV字模様があり,眼にかかる。上顎は下顎に覆い被さる。頸部は太く,頭部と胴体の境目が不明瞭。幼蛇は体色が赤褐色で,黒い斑紋や横縞が入る。他のナメラ属のヘビ類と同様に,危険を感じると総排出口から独特の青臭い臭いを出す。繁殖形態は卵生で,5-6月頃に交尾し7月-8月頃に1-7個の卵を産む。ネズミなどの小型哺乳類を捕食する。 英名: Japanese Forest Ratsnake 体長 :70 -100 cm 分布:北海道・本州・四国・九州;国後島,伊豆大島,隠岐,壱岐,屋久島,種子島 |