ネズミ目(齧歯目)Rodentia

エゾシマリス(蝦夷縞栗鼠)

Tamias sibiricus lineatus (Siebold, 1824) リス科 Sciuridae

海岸から高山帯までの森林に生息する。頭胴長12-15cm、尾長11-12cm、耳長14-18mm、後足長35-18mm、体重71-116g。体毛は茶色で、背中には5本の黒い縞がある。縞の間はクリーム色になり、腹と耳の先は白くなる。昼行性であり樹上でも生活するが、主に地上で活動する。樹木や植物の種子や昆虫、陸貝、小鳥の卵や雛を食べる。樹木の種子を、地面に埋めたり、冬眠巣に運び込んで貯蔵する。頬の内側に左右の頬袋があって、ドングリを合計6個詰め込むことができる。樹洞を巣にするが、地下にも落ち葉を運び込んで巣を作る。冬眠や繁殖は地下の巣で行う。北海道では、10月から翌年4月まで約200日間冬眠する。春に冬眠から目覚めると、新たに別の穴を掘って地上に出てくる。
交尾期:4月下旬-5月上旬 妊娠期間30日年に1-2回,1回に3-7頭、平均5頭の仔を出産。
寿命:5-6年。
分布:北海道;サハリン、択捉島、国後島、利尻島、礼文島、天売島、焼尻島
外来種のチョウセンシマリスが増加している。


6-14-09 7:57 芦別岳半面山 標高 1230 m
北海道富良野市山部


6-14-09 7:57 芦別岳半面山 標高 1230 m
北海道富良野市山部


8-14-10 13:28 ニペソツ山前天狗 標高 1800 m
北海道河東郡上士幌町


8-14-10 13:28 ニペソツ山前天狗 標高 1800 m
北海道河東郡上士幌町

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