トンボ 目(蜻蛉目)Orthoptera
ハラビロトンボ |
平地・丘陵地の,水生植物の多い池や湿地や周辺の草原に生息するトンボ。体長の割に腹部が極端に太く扁平で短く,特に♀の腹部は極太である。未熟なうちは♂♀とも全身が黄色を基調とした体色をしている。♂は成熟すると,全体が黒化し,腹部に青白い粉を吹く♀は鮮黄色と黒色とのまだら模様。成熟後,羽化水域に戻った♂は狭い縄張りを形成する。産卵は♀単独の打水産卵。 体長:33 - 40 mm 成虫出現時期:4月 - 10月 分布:北海道(南部)・本州・四国・九州,沖縄;朝鮮半島,中国,ロシア |