トンボ 目(蜻蛉目)Orthoptera
オニヤンマ |
平地から山地の河川,水路とそれを伴う湿地・池などで見られる日本最大のトンボ。複眼は鮮やかな緑色で,左右の複眼は頭の中央の1点で接している。体色は黒だが、胸の前に「ハ」の字模様、胸の側面に2本の斜め帯、腹の節ごとに1本の細い横しまと、体の各所に黄色の模様が入る。メスの産卵管は長大で,尾の先に突き出る。幼虫は山地の細流や湿地の緩やかな流れの泥底で育つ。円筒形で,からだの表面にたくさんの毛がある。成虫になるまでの期間は5年で,その間に10回ほどの脱皮をおこなう。終齢幼虫は体長が5 cm,背にうろこ状の翅ができる。 体長:オス:90 - 103 mm,メス:98 - 114 mm 成虫出現時期:6 - 9 月 英名:Golden-ringed dragonfly 分布:北海道・本州・四国・九州・南西諸島;朝鮮半島,中国,ロシア,台湾 |
![]() ♂ 8-13-06 五家原岳,長崎県 |
![]() ♂ 8-13-06 五家原岳,長崎県 |
![]() ♂ 8-19-07 砥石山,福岡県 |
![]() ♂ 8-19-07 砥石山,福岡県 |