チョウ目(鱗翅目)Lepidoptera
ルリタテハ(瑠璃立羽) |
平地の雑木林内や周辺部に生息するタテハチョウ。濃い黒褐色の翅の表面に鮮やかな瑠璃色の帯模様が入る。この帯模様は前翅の先端部で切れ,白い斑点がつく。雌は翅と青色帯が幅広になる傾向がある。裏面は灰褐色で細かい模様があり,樹皮や落ち葉に似る。翅の外縁には小さな凹凸がある。地上に静止していることも多いが,飛翔は敏捷。樹液にもよく集まる。成虫は,暖地では年に 2-3回,寒冷地では年に 1回(8-9月)の発生となる。冬は成虫で越冬し,早春から飛びはじめる。 前翅長:25-44 mm 発生時期:3-4月,6-11月 英名:Blue Admiral 食草: ユリ科のサルトリイバラ,ホトトギス,ユリなど 分布:北海道 (道南部以南) ・本州・四国・九州,沖縄;東アジア・南アジア(中国・ロシア沿海地方からインドまで,朝鮮半島,台湾,フィリピン,スマトラ島,ジャワ島,カリマンタン島) |
4-18-10 12:49 鈴ノ大谷山入江谷林道 標高 775 m 島根県鹿足郡吉賀町柿木村椛谷 |
4-18-10 12:49 鈴ノ大谷山入江谷林道 標高 775 m 島根県鹿足郡吉賀町柿木村椛谷 |
8-31-08 12:25 蕎麦ヶ岳 サルトリイバラ葉上 標高 305 m 山口県山口市 |
4-22-12 15:11 金立山 標高 110 m 佐賀県佐賀市金立町 |
9-9-18 12:37 平尾台 サルトリイバラ上の幼虫 標高 410 m 福岡県北九州市 |
9-9-18 12:37 平尾台 サルトリイバラ上の幼虫 標高 410 m 福岡県北九州市 |