チョウ目(鱗翅目)Lepidoptera
クロコノマチョウ(黒木間蝶) |
日中はうすぐらい雑木林の中にいてあまり飛ばず,夕方になると林内や林縁を活発に飛び回る。クヌギなどの樹液や,果実に集まる。静止時に翅を開かない。脚の爪が二分する。前翅の端は角張り,突起状となり,前翅表の上端に大きな崩れた蛇の目がある。秋型は夏型より大型で,翅裏が枯葉模様になり翅の縁が尖る。夏型は秋型と比べて比較的黒っぽく,翅裏には小さな蛇の目模様が並ぶ。幼虫は淡緑色で細長く,頭部は黒色。頭部には,細かな毛がはえた2本の突起がある。蛹は丸い垂蛹を形成する。越冬態は成虫である。 前翅長:32-45 mm 発生時期:5-11月 英名:Dark Evening Brown 食草:イネ科のススキ,ジュズダマ,ヨシなど 分布:本州・四国・九州 |
11-6-21 金武アメンボ池公園 標高 20 m,福岡市 |
11-6-21 金武アメンボ池公園 標高 20 m,福岡市 |
9-14-08 向半四郎山 標高 710 m,島根県益田市匹見町 |
9-14-08 向半四郎山 標高 710 m,島根県益田市匹見町 |
11-23-15 矢筈岳 標高 100 m,鹿児島県出水市 |
11-23-15 矢筈岳 標高 100 m,鹿児島県出水市 |