チョウ目(鱗翅目)Lepidoptera
ルリウラナミシジミ(瑠璃浦浪小灰) |
海岸や低地の林縁に生息するチョウ。翅の裏には暗茶褐色,灰白色の細かい斑紋があり,後角は橙赤色。♂の翅の表は濃紫色の強い金属光沢があり,前翅外縁に黒帯がある。♀の後翅表亜外縁には中に黒点がある白色斑が並び,基半部は青白色。♂は夕方占有行動をとる。♀は食草に数卵まとめて産み,その際同時に泡を出す。卵は泡状物質に包まれ,外敵から保護される。タイワンクズ,ハマナタマメなどで吸蜜する。とまっているときは翅を開かない。 前翅長:11-17 mm 発生時期:八重山諸島では周年見られるが,春には少ない。 食草:マメ科のタイワンクズ,ハマナタマメ,クロヨナなど 分布:南西諸島 |
9-24-23 屋久島,鹿児島県 |
9-24-23 屋久島,鹿児島県 |