チョウ目(鱗翅目)Lepidopteraモンキチョウ(紋黄蝶)Colias erate Esper, 1805 モンキチョウ亜科 Coliadinae シロチョウ科 Pieridae |
河原,原っぱ,公園,など開けた環境に広く生息する黄色がかったチョウ。大きさはモンシロチョウとほぼ同じ。地表近くを活発に飛び,いろいろな花で吸蜜する。早春からあらわれ,晩秋まで見られる。前翅外縁は黒く,翅の中央には銀色の斑紋がある。雄の翅の地色は黄色,表側は縁が黒味を帯び,前翅に黒紋,後翅に橙紋がある。裏側は,前翅に白紋,後翅に橙紋がある。雌では黄色系と白色系の2種類がある。春型と夏型があり,夏型の方がやや大きい。幼虫で越冬し,早春に羽化する。 前翅長:22-33 mm,翅開長:40-50 mm 発生時期:3 - 11月 年4〜5回発生 英名:Eastern Pale Clouded Yellow 食草:マメ科のネムノキ,ハギ類,アルファルファ,クローバーなど 分布:北海道・本州・四国・九州,沖縄,南西諸;台湾,ヨーロッパ南東部から,トルコ,中央アジア。南限はソマリアやエチオピア |
![]() 9-20-10 14:38 コウゾリナの花上 ユニ石狩岳 標高 1110 m,北海道上川郡上川町 |
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