フトカミキリ亜科 Lamiinae

ヒゲナガカミキリ
Monochamus grandis (Waterhouse,1881)    ヒゲナガカミキリ族 Lamini

山地に生息し,針葉樹の新しく倒れたものに夕刻から来集する。体色は黒で,♀は霜降りのような白色斑がある。♂は前肢が長く,触覚は体長の3倍以上。ときには♀のような上翅に微毛紋をもつものもある。前胸背板の側突起を含む側縁部には,雌雄ともに黄白色微毛による縦条がある。幼虫は,モミ属,トウヒ属,ツガ属,マツ属,カラマツなどマツ科を食害する。生木の枯れた部分にも幼虫はいる。
体長:26 - 44 mm  発生:6〜9月
分布:北海道・本州・四国・九州;千島
Lamini ヒゲナガカミキリ族 : シラフヒゲナガカミキリ  シラフヨツボシヒゲナガカミキリ  ヒゲナガカミキリ  ホシベニカミキリ 


9-23-09 6:17 椹島 標高 1120 m
静岡県静岡市葵区田代

  


9-23-09 6:17 椹島 標高 1120 m
静岡県静岡市葵区田代

  

昆虫  生物