フトカミキリ亜科 Lamiinae

ハラアカコブカミキリ
Moechotypa diphysis Pascoe  ハラアカコブカミキリ族 Crossotini

体長16 - 27 mm,上遡背面の基部近くに隆起があり,その上に黒褐色の長毛を密生している。体の腹面には赤色の毛班があることから「腹赤層」カミキリと言われている食樹はクヌギ・コナラ・アベマキ等。成虫はクヌギ,コナラなどの枯木枝条部の樹皮を後食する。 成虫の発生は9月初から始まり,すぐに最盛になるが,その後も10月下旬ごろまで少しづつ続く。越冬は大部分を成虫態で行なう。元々日本では対馬にしか分布していなかったが,シイタケ栽培の クヌギ材について 30年ほど前に九州内に侵入したものである。日本生態学会・保全生態学研究会は外来種リストに入れている。
分布:対馬・九州・山口;朝鮮半島・東アジア


4-30-06 10:22 弟見山 標高 720 m
島根県

4-30-06 10:22 弟見山 標高 720 m
島根県

4-9-05 12:48 花牟礼山頂上尾根の肩 標高1170 m
大分県

4-9-05 12:48 花牟礼山頂上尾根の肩 標高1170 m
大分県

昆虫  生物

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