シシガシラ科 Blechnaceae

シシガシラ(獅子頭)
Struthiopteris niponica (Kunze) Nakai

山野に生育する常緑の多年草。路傍などの斜面に多い。根茎は太く,短く,塊状になってやや斜上し,葉を放射状に叢生する。根茎と葉柄基部の鱗片は線形で全縁,質がやや厚く厚紙質,暗褐色で,先端はとがる。葉は栄養葉と胞子葉の2形。栄養葉の葉柄はごく短く,ほとんど基部まで羽片がある。栄養葉の葉身は単羽状,披針形,中央より上で幅がもっとも広く,長さ約 40 cm,幅 約10 cm。羽片はふつう30対以上,線形でやや鎌状,鋭頭,全縁,基部は中軸に流れ,中肋は表面に浅い溝があり,裏面にわずかに隆起する。胞子葉は栄養葉より葉柄が長く,幅は狭く,羽片はまばらにつき,基部前側が急に著しく広くなって中軸につく。胞子嚢群は胞子葉のすべての羽軸沿いに長く伸びる。
分布:北海道・本州・四国・九州,屋久島;日本固有種


12-26-04 蛤岳 標高 830 m,福岡市

12-26-04 蛤岳 標高 795 m,福岡市

12-26-04 蛤岳 標高 830 m,福岡市

12-26-04 蛤岳 標高 830 m,福岡市

12-28-14 内住峡 標高 280 m,福岡県飯塚市

1-9-22 宮崎県

1-3-22 千草山 標高 460 m,福岡県みやこ町

1-3-22 千草山 標高 460 m,福岡県みやこ町

1-3-22 千草山 標高 460 m,福岡県みやこ町

1-3-22 千草山 標高 460 m,福岡県みやこ町

12-21-14 大森岳 標高 1040 m,宮崎県小林市

12-21-14 大森岳 標高 1040 m,宮崎県小林市

12-21-14 大森岳 標高 1060 m,宮崎県小林市

12-21-14 大森岳 標高 1060 m,宮崎県小林市

12-21-14 大森岳 標高 1060 m,宮崎県小林市

12-21-14 大森岳 標高 1060 m,宮崎県小林市

12-21-14 大森岳 標高 790 m,宮崎県小林市

12-21-14 大森岳 標高 790 m,宮崎県小林市

12-21-14 大森岳 標高 790 m,宮崎県小林市

12-21-14 大森岳 標高 790 m,宮崎県小林市

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