ホングウシダ科 Lindsaeaceae

サイゴクホングウシダ(西国本宮羊歯)
Osmolindsaea japonica (Baker) Lehtonen et Christenh.

渓流沿いの苔のついた岩上に生育する常緑性の多年草。草丈5 - 12 cm。根茎は短く横に伸び,径約1 mmで,栗褐色 - 帯褐色の毛状の鱗片で覆われ,葉をやや密につける。葉柄は長さ2 - 5 cm,栗褐色で光沢があり,断面はほぼ丸く,上面に溝がある。葉身は単羽状複葉,長楕円状披針形 - 卵状披針形,長さ 3 - 7 cm,幅 1 - 2 cm,葉質は草質。側羽片は 3 - 15対,斜三角形で,下側は真っ直ぐ,上側はやや中央が膨らむ。上部の羽片は小さくなり,頂羽片はくさび形。胞子嚢群は側羽片の上側の葉縁に沿って長く伸び,連結することが多い。羽片の前側の胞子嚢群のないところは鋸歯縁。
分布:本州(伊豆半島・紀伊半島)・九州,八丈島,屋久島,琉球;済州島・台湾・中国
Lindsaeaceae ホングウシダ科: ホングウシダ  サイゴクホングウシダ  エダウチホングウシダ  ホラシノブ 


3-21-22 大分県

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シダ植物  生物

最終更新日:1-26-22