ウラボシ科 Polypodiaceae

オキナワウラボシ(沖縄裏星)
Microsorum scolopendria (Burm.f.) Copel.

明るい林中,または林縁などの地上かやや乾いた岩上などに生育する常緑性の多年草。石灰岩を好む。根茎は長く横走し,径約 5 mm,表面は暗色,1 cm おきに多くの葉をつける。鱗片はやや小さく,暗褐色で格子状,辺縁は有毛。葉柄は長さ 約 50 cm,わら色から淡褐色。葉は楕円形の単葉から,単羽状複生に近い単羽状深裂,長さ 40 cm,幅約 35 cmになる。側裂片は 10対以下,最下のものが最大で長さ約 20 cm,幅は胞子嚢群をつけるもので 3 cm,つけないもので 5 cmほど,全縁,基部は中軸に流れて裂片と同じくらいの幅の翼となる。葉質は革質,中肋は両面に隆起する。胞子嚢群は円形,裂片の縁と主脈の間におよそ二列に並ぶ。
分布:琉球(沖縄本島以南),旧世界の熱帯
Microsorum ヌカボシクリハラン属: オキナワウラボシ  ヌカボシクリハラン 


12-9-18 伊計グスク 標高 10 m,沖縄県うるま市

12-9-18 伊計グスク 標高 10 m,沖縄県うるま市

12-9-18 伊計グスク 標高 10 m,沖縄県うるま市

12-9-18 伊計グスク 標高 10 m,沖縄県うるま市

シダ植物  生物