イワヤナギシダ(岩柳羊歯)
Loxogramme salicifolia (Makino) Makino   ウラボシ科 Polypodiaceae

暖帯下部の山地林下の岩上や樹幹に着生する常緑性のシダ。根茎は長く横走し,径1.3 - 2 mm,膜質で赤褐色で卵状披針形の鱗片をやや密につける。葉柄は淡緑色で,黒褐色になることはない。葉身は狭倒披針形から線形,長さ15 - 20 cm,幅 1 - 1.7 cm,全縁で鋭尖頭,基部へ向けてしだいに狭くなり,葉柄の翼となって流れる。中肋は上面に隆起し,下面は扁平。胞子嚢群は葉身の中央部より下方までつき,中肋と鋭角に交わり,あまり深く重なり合わない。
分布:本州(千葉県以西)・四国・九州;朝鮮済州島,台湾,中国南部,インドシナ,ヒマラヤ


7-27-14 12:45 霧島御池 標高 485 m
宮崎県都城市御池町

7-27-14 12:52 霧島御池 標高 495 m
宮崎県都城市御池町

7-27-14 13:34 霧島御池 標高 460 m
宮崎県都城市御池町

7-27-14 13:34 霧島御池 標高 460 m
宮崎県都城市御池町

8-24-14 10:29 菊池渓谷 標高 530 m
熊本県菊池市原

8-24-14 10:29 菊池渓谷 標高 530 m
熊本県菊池市原

シダ類  生物