ナンゴクホウビシダ(南国鳳尾羊歯) |
山林中の湿った岩上に群生する常緑の多年草。根茎は緑色を帯び,径約3mmで,長く這う。葉柄は10 - 25 cm,赤褐色 - 紫褐色で光沢がある。葉柄基部に披針形,格子状の暗褐色の鱗片がつく。葉身は単羽状,披針形 - 長楕円状披針形で,長さ10 - 20 cm,幅 4 - 5 cm。羽片は15 - 20対で鎌状になり,長さ約 3.5 cm,幅約 1 cm。羽片は鎌状になり,長さ 3.5 cm,幅約 1 cm,鋭頭 - 鋭尖頭で鋸歯縁,基部は前側で切形かやや耳形,後ろ側は基部側半分くらいが欠落する。胞子嚢群は線形で長さ2 - 3mm,羽片の辺縁寄りにつく。 分布:本州(三重県尾鷲市,伊豆諸島,小笠原諸島)・四国・九州,琉球;中国,台湾 Hymenasplenium ホウビシダ属: ナンゴクホウビシダ ホウビシダ |
![]() 1-9-22 加江田渓谷 標高 130 m,宮崎県宮崎市 |
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