マツバラン科 Psilotaceae

マツバラン(松葉蘭)
Psilotum nudum (L.) P.Beauv.

暖地では樹幹に着生し,北方では岩隙生となる常緑性の多年草。根茎は密に叉状分岐し,径1 - 2 mm,褐色の仮根を密生し,ところどころに地上茎をつける。地上茎は叢生し,通常直立して高さ 10 - 30 cm,緑色,無毛,一回ごとに分岐の面が90度回転する叉状分岐を繰り返して成長する。茎には3稜があって,稜の上には短剣状,披針形の鱗片状の突起が,5 - 10 mmの間隔をおいてつく。単体胞子嚢群は3室で,枝につくごく短い側枝の上に単生し,径 1.5 - 2 mm,初め緑色であるが,熟すと黄色になる。胞子は黄白色。
分布:本州(宮城,石川県以西の暖地)・四国・九州,琉球;済州島・中国南部


2018年11月, 大分県

2018年11月, 大分県

2018年11月, 大分県

2018年11月, 大分県

2018年11月, 大分県

2018年11月, 大分県

2018年5月, 大分県

2018年5月, 大分県

2018年5月, 大分県

2018年5月, 大分県

2013年6月, 大分県

2018年10月, 大分県

2014年9月, 宮崎県

2014年9月, 宮崎県

シダ植物  生物