ラン科 Orchidaceae

タカツルラン(高蔓蘭)
Erythrorchis altissima (Blume) Blume
Galeola altissima (Blume) Reichb. fil. (synonym)

常緑樹林下に生育するツル性の腐生ラン。5 - 20 mになる。地上茎は赤褐色で,やや細く,全株無毛。著しく長く伸び,樹幹によじ登って,その高さはときに5 - 20 mになる。茎頂に複総状花序をつけ,多数の花をつける。花は淡黄色淡黄褐色で径約3 cm,半開する。花被片は線状長楕円形,長さ 1 - 1.5 cm,幅 4 - 5 mm。唇弁は,先が浅く3裂し,基部は筒状に巻く舟形で,3列の長い板状突起と多数の糸状突起がある。内面には多数の横縞模様がある。蕊柱はやや長く湾曲する。果実は棍棒状で長さ10 - 15 cm,赤熟する。
花期:5 - 6月 別名:ツルツチアケビ
分布:屋久島,種子島,南西諸島;台湾,フィリピン,マレーシア,インド
Galeola ツチアケビ属 (synonym) : タカツルラン  ツチアケビ 


5-21-17 沖縄本島北部

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被子植物  生物