ラン科 Orchidaceae

オサラン(筬蘭)
Eria japonica Maxim.

常緑樹林内の樹または岩上に着生する多年草。偽球茎は密に接して並び,狭長楕円形やや湾曲して斜上し,長さ 1 - 2.5 cm,幅 5 - 10 mm。葉は2個で偽球茎に頂生し,狭楕円形または広披針形,長さ 5 - 8 cm,幅 1 - 2 cm,鋭尖頭。葉柄は短く,下部は関節があり,冬はそこから葉が落ちる。葉腋から長さ2 - 6 cmの花柄がでて,1-2個の半開する白色の花をつける。苞は狭卵形,長さ 3 - 4 mm。背萼片および側花弁は離生し,広披針形,長さ 8 - 10 mm,やや鈍頭。側萼片の基部は長さ 3 - 4 mmの顎をつくる。唇弁は短く,広いくさび形で,先は3裂し,側裂片は卵形,中裂片は円みを帯びた4角形,黄色地で淡赤褐色を帯びる。ずい柱は円柱状で,長さ約 4 mm。葯は広卵形,花粉塊は卵球形で,8個。
花期:7-8月
分布:本州(伊豆七島・紀伊半島)・四国・九州,沖縄


6-27-21 宮崎県

6-27-21 宮崎県

7-9-17 宮崎県

7-9-17 宮崎県

7-9-17 宮崎県

7-9-17 宮崎県

7-9-17 宮崎県

7-9-17 宮崎県

7-10-16 宮崎県

7-9-17 宮崎県
被子植物  生物