ラン科 Orchidaceae

ニラバラン (韮葉蘭)
Microtis unifolia (G.Forst.) Rchb.f.

海岸に近い日当たりのよい草地に生育する多年草。高さ10 - 40 cm,全体淡緑色で,前年生じた径5 - 8 mmの球根から出る。葉は線形で1葉,長さ15 - 25 cm,径2 - 2.5 mmの円柱状,基部は長い鞘となって茎を包む。茎頂に長さ 3 - 9 cmの穂状花序に20 - 30個の淡緑色花をやや密につける。苞は卵状披針形,長さ2 - 4 mm。唇弁はやや肉質で開出する。側萼片は狭長楕円形。唇弁と側萼片が下向きに反り,他の花被片は小さく,兜状に上からかぶさる。葯は広卵形で2室,楕円形の花粉塊が各1個ずつ入る。果実は長さ3 - 4 mm,短い柄がある。
花期:4 - 5月
分布:本州(関東地方以西)・四国・九州;沖縄;中国(南部),台湾,フィリピン,マレーシア,オーストラリア


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