ラン科 Orchidaceae

クモラン(蜘蛛蘭)
Taeniophyllum glandulosum Blume

日当たりのよい場所の古い低木の樹上に着生する無葉の多年草。根は放射状に出て長さ2 - 3 cm,扁平で巾1 - 2 mm,樹幹に密着する。茎はごく短縮し,細くて高さ1 cm弱の花茎を出し,1 - 3花を総状につける。花は淡緑色。苞は3角形,長さ1 mm,鋭頭。花被片は基部で合着して,筒形となり,長さ2 mm。唇弁は上向き,舟形で長さ1.5 mm,先端は針状でふちは内に折れ曲がる,基部は胞状の距となる。ずい柱は非常に短く下部は唇弁と先端は針状でふちは内に折れ曲がる。
花期:6 - 7月
分布:本州(関東以西)・四国・九州,沖縄;朝鮮半島,台湾,中国,ヒマラヤ,マレーシア

花 7-18-16 17:04 佐賀県

花 7-18-16 17:04 佐賀県

花 7-18-16 17:11 佐賀県

7-18-16 17:11 佐賀県

蕾 5-29-16 11:20 福岡県八女市

蕾 5-29-16 9:45 福岡県八女市

果実 8-2-14 17:35 佐賀県

果実 8-2-14 17:35 佐賀県

8-2-14 17:35 佐賀県

8-2-14 17:35 佐賀県
被子植物  生物